【事業計画書】事業構想とは?書き方・記入例
記入例を参考に、事業構想について主な項目に沿って、まとめてみましょう!
事業構想とは?
事業構想とは、これから新しく始める事業について、その内容・規模・実現方法などを具体的に考えて、骨組みをまとめることです。
漠然と始めようとしていた事業について、具体的に細かく書き出すことで、さらに事業について深く考えることができ、問題点も細かく浮き彫りになります。
事業構想の主な項目・ひな形
以下の項目に沿って、これから始める事業について、できるだけ具体的な内容をイメージして書き出してみてください。
私の事業計画書
1.事業概要 | 会社名 |
代表者 | |
業種 | |
開業予定時期 | |
所在地 | |
電話番号 | |
従業員数 | |
資本金 | |
主な事業(誰に何をどのようなサービスを提供するか) |
2.創業・開業の動機・目的 | 動機・目的(どのような夢を持ってビジネスをしたいと思ったのか) |
これまでの職歴・実績 |
3.事業の目標 | 将来どのように事業を成長させるか |
4.事業の問題点・これからの課題 |
5.市場の状況・環境 | 市場規模・競合他社の状況など |
事業構想の書き方・記入例
京都太郎の事業計画書
1.事業概要 | 会社名 株式会社 京都プロダクト |
代表者 京都太郎 | |
業種 飲食業 | |
開業予定時期 2015年11月 | |
所在地 京都府京都市中京区木屋町○○-○○ | |
電話番号 075-○○○-○○○○ | |
従業員数 3人 | |
資本金 300万円 | |
主な事業(誰に何をどのようなサービスを提供するか) 20~30代の若者向けに、ビール・日本酒・ワインにこだわった専門居酒屋の開業を目指す。 とにかくビール・日本酒・ワインの種類を豊富にして、どんどんバリエーションを増やしていく。 |
2.創業・開業の動機・目的 | 動機・目的(どのような夢を持ってビジネスをしたいと思ったのか) 若い人たちにもっとお酒に触れ合ってもらい、ビール・日本酒・ワインのおいしさを知ってほしい。 |
これまでの職歴・実績 「(株)京都酒場」にて、5年間勤務した経験を活かして、酒類の仕入れや店づくりを行う。 |
3.事業の目標 | 将来どのように事業を成長させるか 1店舗に留まらず、同地域に他店舗出店をし、木屋町を活性化させる。 「ビール・日本酒・ワインを語る会」を主催し、ビール・日本酒・ワインの知識やおいしさを広める。 |
4.事業の問題点・これからの課題 | ビール・日本酒・ワインはとても好きだけれども、専門知識が少ない。 若い女性のニーズを掴み、リピーターを確保できるか不安がある。 |
5.市場の状況・環境 | 市場規模・競合他社の状況など 居酒屋事業は飽和状態で、同じ地域にも多数の同業他店があるが、若者向けにビール・日本酒・ワインに特化した専門店は比較的少ない。 特に若い女性に気に入ってもらえる店づくり、メニュー、価格を考慮することで、かなりの顧客ニーズを見込めそう。 |
沢辺税理士事務所からのワンポイントアドバイス
上記は事業構想の一例です。まずは自分の夢を具体的に書き出してみて、何がその事業の強みであるか、また何が足りないかなどを認識してみましょう。事業計画の第一歩です。