2017年12月05日 所長・スタッフブログ

最近クラウド型の会計ソフトのシェアが伸びてきています。
従来の会計ソフトはソフトを購入又はレンタルして、パソコンにインストールして使用していました。
クラウド型はその名の通りクラウドにつないでどのパソコンからでも、
またスマホからでも使用可能です。
クラウド会計ソフトのシェアはH29.3時点で、弥生56.8%、MFクラウド19.9%、freee16.9%と
ほぼ3社に絞られています。税理士事務所ではMFクラウドが一番シェアが高いようです。

これら3つの一番の特徴はいずれもAIを活用した仕訳の自動化ができることです。
事業をしている方であればネットバンキングを開設している方も多いですし、
カードの利用明細をネットで確認することも多くなっていると思います。
そのネットバンキングやカードの利用明細をネット上から直接会計ソフトに取込んできて、
自動的に仕訳が作成されます。
ネットバンキングや利用明細に記載されている日付・金額・内容(摘要)が取込まれますが、
勘定科目をAIによって自動で選択してくれます。
最初は違う勘定科目を選択されてしまうことは多いですが、一度訂正すると次回以降は訂正後の
勘定科目になります。
普段の取引の90%は同じ取引となりますので、使用していうちに勘定科目の正解率は
上がっていきます。
この自動仕訳を活用すると、従来は全て手入力していたのが自動となりますので、
経理の時間が短縮されます。また日付・金額の入力ミスが無くなります。

通帳・カード以外にレジから日々の売上データを取込むことも可能です。
但し、現金取引については自動仕訳ができません。
現金の領収書をスマホで撮影して画像データから仕訳を自動作成することは可能ですが、
従来通りの手入力の方が早いためメリットがあまりありません。
また手書の領収書では自動仕訳を作成できないようです。
記帳で一番手間がかかるのは現金取引なのですが、海外では現金決済がかなり減少している国も
ありますし、今後は更なる技術革新もあるでしょうし、いずれにしても自動仕訳はより便利に
なっていくと思います。

これら仕訳の自動化機能がクラウド会計のシェアが伸びた理由の一つだと思います。
ただ、これらの機能はクラウド型の会計ソフトしか使用できないかといえばそうではありません。
従来からのインストール型の会計ソフトでも使用できるものもあります。
沢辺税理士事務所では従来のインストール型の会計ソフトはもちろん、
クラウド型の会計ソフトにも対応しております。
それぞれメリット・デメリットがありますので、顧問先様に合わせてご提案しております。

会社の会計・経理とはお金を生むものではありません。しかし事業をする以上、会計・申告をすることは
義務ですし、正確な会計によって経営判断の材料にもできます。
そのため沢辺税理士事務所では「会計・経理はいかにコストをかけずに正確にできるのか」を考えて、
顧問先様の経理の合理化を進めております。
仕訳の自動化、経理の合理化に興味がありましたら、沢辺税理士事務所までご相談ください。

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